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STANLEY

Author:STANLEY
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少年のみた夢

 小さなときは、何かシンドバットや宝島のような大冒険にあこがれたものだ。大海原を航海したり、ジャングルを切り開いたり…そうやって地球のすみずみを冒険するなんて、考えただけでわくわくする。漫画「ドラえもん」で、恐竜と戯れたり、宇宙にいったりするのび太くんたちを心の底から、純粋にうらやましく思った。

 藤子F不二雄氏の作品には、子供に夢を与える漫画とはいえ、いずれ子供も大人になる、というメッセージが随所に見られる。たとえば、ドラえもんはのび太くんに「いつまでも子供じゃいられないんだぞ」というようなことをよく言うし、所謂ドラえもんテーマソングなる歌の歌詞には「一緒に遊び続けよう、君が大人になるまでは。」とある。ほかの作品で言えば、異色短編集の「未来ドロボウ」や「劇画オバQ」は子供から大人への成長をシニカルに描いた名作だ。F氏は、子供向けの漫画を多く描いてきたとはいえ、「子供が夢を捨てたとき、大人になる」と、どこか思っていたふしが感じられる。

 当然成長するにしたがって子供のような夢は見ていられない。社会に出て働かなければいけない。家族をもてば養わなければいけない。HightSchoolやCollegeでは、会社で役立つ資格や素養、お金を稼ぐ方法を浴びせるように聞かされ、子供の夢は『社会的成功』や『名声』に取って代えられるようになる。スリリングな冒険活劇やロマンスなど、大人には無関係だ。弱肉強食の資本主義社会で生き残り、人に自分の実績を認められることこそ大人の見る『夢』なのだ。

 善悪を論じる以前に、いやおうなしにそういう世界に引っ張り込まれる。企業戦士である必要はないかもしれない。けれども現実の世界は子供のような夢を見られるほど平和ではない。経済崩壊、革命と内戦、人身売買と麻薬、環境破壊に自然災害。夢をみるにはあまりにも残酷な世の中だ。大人になると、そういうことに気づくようになる。

 人間には、もっと純粋に「生きる」ということを楽しむ時間が必要だ。小さなときに見た夢のように、純真でいたい。世界中を旅行して冒険したい。砂漠をらくだに乗ってゆっくり旅行したり、帆船に乗って航海したい。いろいろな場所の人々と話して歌って踊りたい。そんな子供の夢がかなえられたら、どんなに素敵だろうと思うのだけれど…


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