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人が狂気にはしるとき

 20日、コロラドで銃乱射事件が起きた。現場はデンバー郊外オーロラの映画館。バットマンシリーズ完結編『ダークナイト ライジング』の上映中だった。犯人はコロラド大学で神経科学を学んでいた大学院生ジェームズ・ホームズ容疑者、24歳。事件から4日経った今も、動機は解明されておらず、容疑者は捜査に非協力的だという。

 髪を赤く染め、銃火器で身を固め、警察官に自分は『ジョーカーだ』と名乗ったのだという。自宅には爆発物を仕掛けており、不注意に扉を開けた人間を十分に殺傷する能力があった。明らかに映画『ダークナイト』の影響を受けている。(ただし、実際の映画中では、ジョーカーの髪は赤くない)

 動機については様々な憶測が飛び交っている。コロラド大学医学校で神経科学を専攻する院生、大学時代の成績はトップ中のトップ。犯罪歴といえば、交通違反チケットのみ。そんな学生がなぜ・・・。全米に衝撃が走った。しかし、成績優秀な人が、もしくは犯罪歴のまったくない人間が突如として狂気に目覚めるというのは今に始まった事ではない。秋葉原の連続通り魔、オクラホマの連邦政府ビル爆破事件、ノルウェーの銃乱射事件・・・挙げればきりがなくなる。

 Facebook等のソーシャルメディアを全く使わない学生だったといい、おかげで本人像の解明が遅れているが動機については幾つか仮説を立てられる。政治的なテロでないとすれば、『神経衰弱した男の蛮行』というのが、ぴったりあてはまるように思う。事件前、学業に対する意欲を失い、成績は悪化していたのだという。うつ病のような精神的な病気を患っていた可能性もある。Facebookのアカウントを持たなかったのは、単に友達が少なかったからかもしれないが、同じエリートとしてザッカーバークの「よりオープンな世界」というFacebookの思想に反感を抱いていた可能性のほうが高い。何か一つのきっかけで、狂気に走ったというより、社会に対する屈折した感情や、所謂「生きる意味」に対する答えのなさなどが、本人に苛立ちを与え、エリートゆえの豊富な知識が、蛮行を正当化し始めたのだろう。さらに孤立した人間は、ストレスを余計に溜め込み、独善的な考えを膨らませることが多々ある。標的に映画館を選んだのは「映画バットマンの狂気にエキサイトするような人間が、ジョーカー扮した人間に殺されても文句はいえまい」とでも思ったのだろうか。

 動機は徐々に解明されていくだろうが、こうした事件は、これからも起きていくだろう。こうした事件のたびに銃規制に関する問題が持ち上げられるが、銃を規制しても、銃にかわる凶器はいくらでもある。類似事件の再発を防ぐには、銃規制だけでなく、孤立を防ぐこと、ストレス緩和、精神病ケアのほうが大切に思える。


コロラド銃乱射




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