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コラム 2月10日付

 「無関心は罪」という言葉がある。グローバル化した世界で、世界中の製品や情報がますます手軽に手に入るようになったが、他国で起きている事柄を身近な事としてとらえるのは意外と難しいように思う。実際、世間の無関心から、重大な事件が見過ごされてしまう事もある。国連PKOの司令官だったロメオ・ダレール氏はそんな体験をし、彼のインタビューを読んで以来、私は報道に関心を持つようになった。

 オランダに生まれ、若くして軍人となった彼はルワンダで国連平和維持軍の司令官として働き始める。ところが94年、大戦後最悪ともいわれるルワンダでの虐殺を目の当たりにし、彼の人生は大きく狂う事になる。たった3ヶ月で100万人もの死者をだした民族対立は、当初、世界のどの国からもほとんど注目を集めなかった。再三の援軍要請も拒否され、スイスほどの国土に残された国連軍はたった300人程度。石油も何の天然資源も持たないアフリカの小国は、他国にとって介入する価値のない国だったのだ。そして、この心優しい軍人は、虐殺を止められなかった自責の念とトラウマから、後に薬物自殺を図り、公園でこん睡状態となって発見される。

 ルワンダの大量虐殺から10年以上経ったが、いまだに世界中で紛争と暴力の連鎖が続いている。シリアでは、この1年で5000人超の死者を出す内乱が続いており、大国の思惑に翻弄された末に、非難決議も否決されてしまった。アフリカの角とも呼ばれるソマリアやスーダンでも歯止めのきかない暴力が蔓延している。

 幸い、東北大震災は世界の注目を集め、日本はたくさんの援助や義援金を受けた。そのことを忘れずに、私たちも、世界をもっと身近に生きていきたいものだ。

テーマ:アフリカ
ジャンル:海外情報

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