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STANLEY

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コラム 10月28日付

『動物農場』より

 G・オーウェルの小説に「動物農場」というものがある。人間が利益を搾取している事に気づいた農場の動物たちが、革命で人間を農場から追い出し、動物主体の農場、動物農場を作るという寓話だった。二匹の雄豚に率いられ、すべての動物は平等であるとした理念のもと、革命を推進する動物たち。当初は希望に胸を膨らませ、勝ち取った自由を満喫する彼らだったが、しだいに動物農場が理想とはかけ離れていくことに気づく。独裁者と化した雄豚に、劣悪な労働を強要される動物たち。もともと、この小説は旧ソビエトをモデルにしたとされている。
 折しも、21世紀の今、中東ではチュニジアをはじめ、革命の嵐が吹き荒れている。リビアでは24年間トップの座に居座り続けたカダフィ大佐が私刑されるという事件も起きた。反政府デモの波は、シリア、イエメンなど中東各地に広がりをみせている。この動きは、期待をこめてアラブの春とも形容されるが、本当に民主的な国家が生まれるのか、それとも過激なイスラム国家になるのか、はたまた内戦の泥沼化など世界の中東を見つめる目はいまだ不安げだ。
 動物農場では物語の最後、風車の建設が生活を楽にするという議論をめぐり、一匹の雄ロバがこんな事をいう。「風車があろうとなかろうと人生は変わるようにしか変わらない・・・つまり悪い方に」。天然資源の乏しい日本では安定したエネルギー供給のため、戦後多くの原子力発電所が作られたが、震災後その動きが変わろうとしている。中東の混乱に放射能問題など世界の問題は山積みだ。歴史は繰り返すというが、動物農場で彼の語った言葉が真実とならないことを期待したい。

Stanley

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