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銀細工人の町 Taxco

 17世紀、カリフォルニアでゴールドラッシュが巻き起こったように、メキシコにも銀の採掘で栄えた町があった。メキシコシティから170km離れた山間に広がる小さな町、タスコTaxcoだ。1716年にフランスから移民したたった17歳の少年ボルダーは、のちにこの町で大銀鉱脈を発見し、当時メキシコでもっとも裕福な人の一人となる。それに続くシルバーラッシュは、この小さな町タスコを突如繁栄へと導いた。

 メキシコシティからバスで山々の合間を走ること2時間半。中世ヨーロッパを思わせるコロニアル調の町が見えてくる。メキシコシティの喧騒とは異なり、暖かい風の吹く落ち着いた雰囲気の町並みに、こちらもリラックスした気分になる。白い壁に、赤い屋根、上へ上へと続く石畳と、まるでローマにでも来たかのようだ。とはいえ、やはり山間の町だけあり、小さい町ながら急斜面の道が続き、少し歩いただけで息が切れる。昨日の疲れも残っていたせいか、あまりにもくたびれたので、カフェに入ってラテを飲みながらのんびりする事にした。

 夕方になり日が傾き始める頃、ソカロでは音楽とダンスが始まる。賑やかなラテン音楽にあわせ、カップルたちがそれぞれの貴重な時間を楽しんでいる。そしてタスコの真っ白な壁は夕焼けでほんのりと赤く染まり始めた頃、コーヒーを飲み干した私は、ソカロを後にして、急な斜面を上へ上へと上がり始めた。不規則に曲がりくねる石畳の坂を上った後、夕焼けに染まる美しい銀細工の町タスコが見えてくる。


Taxco.jpg


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