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STANLEY

Author:STANLEY
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wherever

 世の中には、、生まれ育った場所に強い愛着を感じてその場にいられる事を誇りに思える人と、国内外関係なく、好きな場所へと移動を続ける人との二種類の人間がいる。前者は集団主義で、後者は個人主義と考える事もできるし、前者は愛国者で後者は無国籍主義、あるいは遊牧民気質なのかもしれない。哲学の違いだろうか、たいていお互いに反目しあう傾向がある。

 わかりやすく言えば、海外になんて行きたくない、ココが好きだ!という人は明らかに前者だが、旅行は好きだ、でも死ぬときは日本(あるいはアメリカ)で。という人も、結局前者だと思う。世界中を放浪する人間が偉いというつもりもなく、善悪の問題では全くないのだが、お互いあまりも相反する思考経路を持っているので、理解しあえない。

 元同僚に、日本人とフランス人のミックスで、シンガポール生まれアメリカ育ち、という子がいた。国籍上は日本人だというが、顔立ちは日本人らしくなく、日本語も話せない。自分を何人だと思うか聞いてみたところ、「フランス人ではない。フランスに住んだ事はないから。周りの友達は自分を日本人だと思っている」と言っていた。これを聞いて、Identityの危機だ!とわめきたてる人間がいたとしたら、その人は前者だろう。自分が何人なのか、どこの集団に属しているのかを非常に意識するタイプの人間だ。

 自分には、ただ単に生まれたというだけの場所にどうしてそれほどの愛着がもてるのか、理解できない。愛国心というのはもっとも理解できない感情のひとつだ。スポーツ観戦は楽しいかもれないが、どこの国が勝とうが興味がない。どこかの集団に帰属するつもりは到底なく、よりによってなぜ容姿や言語で分類される必要があるのか疑問だ。だから、国籍や人種を意識する人間とは話しづらい。話している途中にどうしても、話が噛み合わなくなるのに気づいてしまう。

 旅行中に発展途上国や危険地帯でトラブルに巻き込まれて、命を落とす人もいる。こんな事があるとすぐ、「自己責任だ」とか「むなしい人生」「命を無駄にして…」という人もいるが、彼らがむきになって怒るのは、どこか自分の人生観が否定されたような気がするからだろう。旅人にしてみれば、今いる場所が『家』なのであって、目的がなんであろうと同じ場所にずっととどまって、安定した生活を続ける行為こそ「命の無駄遣い」で「虚しい人生」なのだから、理解しあえないのも当然だ。

 自分自身は旅人でも何でもないけれど、どこにも帰属意識を持たない点で共通点はあるかもしれない。ただ、一年二年かけて世界中50カ国回りました!人の優しさは万国共通です、とかまるで寝言のような事をいう人にも首を傾げてしまう。たった一週間2週間の滞在なら、そりゃあ、チヤホヤされていい気分だろう。代わりにその国に定住する事を考えてごらん、ビザの問題やら言葉や差別など意外と大変だぜ、っと意地悪な気分になりながらも、本当はそうやって何年か使って自由に世界中旅行できる余裕のある人が羨ましいのだ。


Comment

No title

ブログ読んだ感想です

僕としては帰属意識はもったほうがより良いと思う。
自分がどこの国の人で、どこの出身なのか。
プライドを持つべきなのではないでしょうか?

 プライドを持った人は目標があります。そういった人々は世界、国、家族のために邁進します。そうすることによって社会は向上するのではないのでしょうか?
 無国籍主義者のような組織に対する帰属意識がない人々こそが現代社会の衰退の原因なのではないかと思います。

ちょっと論点がずれていたら申し訳ないです。無国籍主義者と愛国者のどちらがいいとは言えないという点で私見を書いてみましたbb

Hi

コメント感謝します。

ひいらぎさんの様に考える人間が大半だと思います。
いずれにせよ、両者は常に世の中に一定数存在するものです。
自分の生まれ育った文化に固執せず、柔軟に思考や行動様式を変えられる人間も、
世の中に必要とされる場面があることでしょう。
あと、出身地に帰属意識がなくとも
自分自身に適度なプライドを持って生きる事は可能だとは思います。

No title

返信ありがとうございました。

>自分自身に適度なプライドを持って生きる事は可能だとは思います。

そうですね。自分自身にプライドを持つことはできると思います。
でも、私は 自分自身に対するプライドだけではなく、コミュニティーに対するプライドを持っていくことが大切だと思います。
皆が自分自身、家族、町、国家とプライドを持てばより良い社会になるのではないでしょうか?

そして、いつの日か世界の住人としてのプライドを持てる日が来ると信じております。

でわでわ
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