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STANLEY

Author:STANLEY
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「日本人」の信仰

 宗教を語るとき、日本人は概して自分の意見を堂々と語りたがらない。たとえば、誰でもいい、身近な人に「あなたの宗教は何か。」とか「どうしてそういう信仰を持つようになったのか」を聞いてみればいい。とたんに彼らの顔色はさっと曇り、困惑と恥じらいの入り混じったような表情を浮かべ、気分を悪くするだろう。そして、彼らはこう言うだろう。「日本人は、あまり宗教には関心がない・・・」と。
 宗教を話題にする際、彼らは自分の意見・立場を堂々と言うことを避けたがる。「わたしは、宗教には関心がない」という代わりに、ほとんど脊髄反射的に「日本人は」と主語を置き換えて話をする。「日本人」は宗教に関心がなく、「日本人」は神を信仰せず、「日本人」は宗教に関して無知である。
 
 いかにも、意地の悪い言い方をしたわけだが、同胞批判という事で許してもらいたい。他民族・他人種を批判するより、日本人批判はずっとやりやすいのだ。他国を批判すれば、人種差別主義者とか民族主義者と容易にレッテルが貼られるが、同じ「日本人」を批判する限りその心配もないというわけだ。

 どうしてそんな話題を始めたかと言うと、映画"Life of Pi"の感想に、「宗教や哲学が織り込まれていて、日本人には理解が難しい」というものがあったからだ。日本人がどうこうでなくて、そりゃあなたのおつむの問題でしょう?と思わず意地の悪いツッコミを入れたくなる。
 事実"Life of Pi"は、さほど難解な映画ではないが、物語の最後で「解釈」が根底から覆るので、思わずはじめから見直したくなる映画だ。インドにも行った経験があるため、何か親近感をもって映画を見ることができた。久々の良作と思う。

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風立ちぬ

 メリカでも2月21日から、ジブリ「風立ちぬ」が公開となった。散々迷ったあげく、一人で見に行く事にした。夜7時。シカゴ・レイクサイドの大通り沿いにある大きな映画館である。天候はあいにくの雪であり、気温も氷点下。シカゴの冬はさすがに長い。
 しかし、そもそも映画館まで映画を見に行くことはほとんどないし、一人で映画館に足を運んだのはおそらく人生初である。一番最近映画館に足を運んだのは、友人に付き合って見に行った「ハンガーゲーム」、その前の映画鑑賞はおそらく「アバター」まで遡る。寒さもあってか唇が妙にかさつくうえ、胸の辺りがそわそわする。おかしな緊張感が私の背中の上を浮遊している。
 チケットを購入し、中に入るとすでに上映前の予告編が始まっていたが、観客はまばらであった。200人以上収容可能だと思われる館内に、多めに見積もって30人といない。私は、座席中央の特等席に腰掛けた。まだ、私が子供だった頃、家族でゴジラやドラえもんを見に行った際は、30分以上前に到着し、チケットを買うのに並んだものだった。映画館で映画を見るというのはディズニーランドのアトラクションのように、並んで待たなくてはいけないという先入観念が子供だった私に埋め込まれたわけだ。ところがアメリカに来て、私はよほどの話題作か祝日でもない限り、チケットを買うために早めに到着する必要などないことを思い知らされた。

 映画は、堀越少年による美しい夢の映像で始まる。かつてのジブリ映画のようなドラマチックさや演出を盛り上げる派手な音楽はあまりない。淡々と始まり、物語は大きな盛り上がりをみせずに淡々と過ぎてゆく。ただ、日本古来の美しい緑が目に焼きつく。私は堀辰雄の「風立ちぬ」の描写が好きだったが、きっと宮崎駿監督もそれが好きだったのだろう。震災の様子や人間の動きの演出は、アニメーションでこうやって表現もできるのだなあ、と感心した。
 一言でいえば、「美しい映像と残酷な物語。」大人のためのアニメという感じはやっぱり残る。私は、日本の評判で泣ける映画だと聞かされていた。上映中、しばし笑いは起こったが、上映後に泣いている人はだれもいなかった。ただ、個人的には、心に残るものがある映画であったと思う。

ジブリの映画をふたつ見た

 「借りくらしのアリエッティ」と「コクリコ坂から」の二本を見た。ジブリ映画は好きなのだけど、ふたつとも、自分が日本を離れたあとに作製されたものなので、見るのが遅くなった。

 はじめにアリエッティの感想。
 特に、ものすごい盛り上がりがあるわけでもなく、何かどんでん返しが待っているわけでもないわりと平凡なストーリー。それでも飽きずに最後まで見れたのは、さすがジブリという感じ。人間の翔くんのあまりのネガティブっぷりに苦笑い。個人的に、人間と小人の恋愛みたいな視点で語られると気持ちが悪いのだが、最後にさりげなくスピラーがアリエッティに果物を渡すシーンが好き。自分は、内向き文学系タイプより、スピラーのような孤高の野生児のほうに好感がもてる。音楽も映像もきれいでいい。見終わって、素直に「よし明日もがんばろう」と思える映画でした。

 次にコクリコ坂。
 正直、意味不明だった。妙に元気のよい高校生たちが古い造りの部室棟「カルチェラタン」の取り壊しに、猛抗議する話なのだが、最後まで感情移入できなかった。主人公の海と風間くんが恋愛関係に発達する様子も?だった。結局、40を超えた人が昔を懐かしむために作られた映画、という感じだ。ただ町並みなどの雰囲気は面白くて、アメリカでこれが古き良き日本だよ、と映像だけ見せるのならいいかもしれない。こういう時代を経験した人にとっては楽しい映画なのだろうか。

 きっと自分の性格に問題があるのかもしれないとさえ思える。昔から、自分は大きな組織の一員となって活動するのが苦手だった。みんなで頑張ろう、みたいなノリに一種のシラケを感じる時がある。自分がリーダーにたって誰かを支配するつもりはないが、誰かに支配されるつもりもない。私はそういうタイプの人間だ。

 ところで、コクリコ坂の中でしきりに「上を向いて歩こう」が流れていた。アメリカでも随分大ヒットした名曲だ。友人の60歳のアフリカ系のおじさんもこの曲を口ずさんでいることがあるので、やっぱり随分ヒットしたのだろう。いまは、韓国のPSYのGangnamStyleが大人気だ。個人的にはあまり好きでないのだけれど。歌詞がわからない状況でヒットするのは、メロディが好まれるからだろうか。

 以前、自分のiPodの中の日本語の曲をアフリカ系アメリカ人に聞かせてみたことがある。MrChildrenやBump of Chickenはまるで駄目だった。個人的に好きな海援隊の「少年期」も人気なし。一番人気だったのは松任谷由美の「やさしさに包まれたなら。」スキマスイッチの曲も何曲かはそこそこ人気だった。自身もそんなに日本の曲に詳しいわけでなく、たいした種類を持っていない。もっとサンプルが多ければ、何か面白いことがわかりそうなのだが…。

 最近はBobDyranが好きだ。Like a rolling Stoneなど昔は好きでなかったけれど、最近よく聞く。
 なんだか、話が随分それた。
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